- くろやぎ
感じること、やってみることの・・・
すみません、執筆者の都合で大分遅い更新になりました。
前回に引き続きまして(いや、心機一転、かもしれない)、
辻先生の講座をのぞかせていただきました。
今回は企画の初回から(のみ、が正しいのですが・・・)でしたので、
とても取り組みやすい感じでした。
講義の進行も、テーマとなる音階(で、いいのかな?)を体感するのに、
受講生の方々から募ったものや、現代、近代などの音楽が使われており、
あまり古典的なものに触れる機会のなかった方にも、親しみやすかったのではないかな、
と、思っております。実際、当日追加で口座のコマを申し込んでくださった方も
いらっしゃったんですよ、ほんとですって!
私は合唱畑でなので、どうしても偏り気味な感想になってしまうのですが、
声の力ってすごいなぁ、と再認識させられることがありました。
単純な音階で構成された旋律が、重なり合うことで素晴らしい響きになること。
倍音によって支配された空間にいると、まさに歴史を紐解いて音楽を
体感している気分になります。
「理解」より、ちょっと前に「できる」こと。
音楽の構造そのものに詩の内容や文化的背景を把握することを含む古典には
そういうアプローチもあり、なのではないかと感じます。
初めて参加された方には、あまりピンとこないことも多かったかもしれませんが、
繰り返し触れ続けることで、もっと楽しい世界が見えてくる、
そんな気がしています。
次は8月末、また皆さんとお会いできるといいですね!
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